編集長就任のご挨拶
2023年3月1日
月刊『企業実務』は昨年、創刊から60周年を迎えました。
ググれば大抵のことがわかる時代に、AIに一言お願いすれば瞬時に論文すらしたためてくれる時代に、いささか齢を重ねた雑誌が今日も粛々と発刊を続けています。
そんな雑誌の編集長に、デジタルネイティブ世代が就任いたしました。
世の中に企業は数多あれど、バックオフィス機能を擁することのない企業はないでしょう。
月刊『企業実務』は、すべての企業のバックオフィスにまつわる一切について、担当者の実務を助け、業務の視座を高める足掛かりとなる情報誌です。
社会情勢が目まぐるしく移り変わるのに連れて、バックオフィスが担う経理・人事・総務の世界も日々変遷しています。
最新の法改正情報はネットで調べても道に迷うことが大半ですし、AIには未だ全幅の信頼を寄せられません。
絶えず移ろうバックオフィスの最新トレンドを、確かな専門家がどこよりも明快に解説し、指針を示してきた月刊『企業実務』。
とことん実務家に寄り添うこの姿勢は、いまのところGoogleにもAIにも真似できないもののようです。
そんな希少性を有した老舗専門誌は、企業を支えるみなさまのために、今日も粛々と最新の情報を追いかけます。
実務担当者のみなさま、今後とも『企業実務』にご期待ください!
月刊『企業実務』編集長
横堀 秀策